世界を包む光が刻一刻と変化していく中で夕日に包まれた人々のドラマを切り取る
学生時代から趣味で写真を撮ってきましたが、いろいろと本で学んだり人に教えてもらった撮影テクニックを備忘録として記事にすることにしました。
この記事では基本的に「デジタル一眼レフカメラ」を使用したやり方をご紹介します。
風景、ポートレート、動物、花、その他様々な被写体について基本的なテクニックばかりですが、これから写真を趣味にしてみようと思っている方のお役立てたら嬉しいです。
夕日の風景の魅力
僕は夕日の風景が好きで、日が傾き始めるとソワソワしてしまい、ついカメラを持って街に繰り出してしまいます。
昼と夜とが入れ替わるあの一瞬の時間は、なぜか物悲しく、少しだけほっとするような、不思議な気持ちになります。
そんな夕日の風景の撮影で、コツがいくつかありますのでそれを紹介したいと思います。
普段歩きなれている道、よく行く場所、いつもはあまり気に留めない風景も、夕日をテーマにファインダーを覗いてみると、新しい表情を発見できるのではないでしょうか。
撮影する日の「日没時間」を事前に確認しておく
夕日は本当に刻一刻と表情を変えていくので、シャッターチャンスは本当に一瞬ということが多々あります。
空が夕焼けに色づき始め、カメラに収めようとポイントを探してうろうろしているうちに、赤から紫、そして深い青へとあっという間に夜が訪れてしまうものです。
まるで生き物のように表情を変える夕日の風景を撮影するためには、「いつごろから日が沈み始め、いつごろに日没となるのか」をしっかりと把握するとこが大切です。
僕の場合、夕日の撮影をしたいと思ったら、まずインターネットで「撮影予定日の日没の時間」を調べます。
それを調べたうえで、日没の3時間くらい前には撮影スポット付近に到着し、カメラの準備をしながら、少しづつ傾き始める太陽を眺めながら、日没の瞬間に向けて自分の気持ちを定めていきます。
撮影ポイントを事前に調べておく