学生時代から趣味で写真を撮ってきましたが、いろいろと本で学んだり人に教えてもらった撮影テクニックを備忘録として記事にすることにしました。
この記事では基本的に「デジタル一眼レフカメラ」を使用したやり方をご紹介します。
風景、ポートレート、動物、花、その他様々な被写体について基本的なテクニックばかりですが、これから写真を趣味にしてみようと思っている方のお役立てたら嬉しいです。
広い範囲を撮る時は不便だけど望遠ズームで撮るときは大きく映るAPS-C
初心者向けのカメラや中級機種のお手頃価格ラインナップ機種などには、「APS-Cサイズセンサー」が搭載されていることが多いと思います。(厳密にいうと、カメラメーカー各社でそのサイズは微妙に違いますが)
APS-Cはいわゆる35mmフルサイズセンサーのカメラに比べて「同じ焦点距離のレンズを付けた時に画角が狭くなる」のが特徴です。
ですから、景色を撮ろうと思ったときに「35㎜フルサイズセンサーのカメラよりも数歩下がって距離を取らないと入りきらない」というようなことも起こります。
「じゃあ、APS-Cは不便だな」と思われるかもしれませんが、「画質やボケ感などは脇に置いて、単純に同じ望遠レンズを使ったときに遠くのものをより大きく映すことができる」のはちょっと便利かもしれません。
例えば、路地裏でお昼寝をしている猫を驚かせないようにそっと遠くから撮影したいときや、運動会でお子さんの活躍を画面いっぱいに映したいときなど、より遠くまでズームできるレンズは高くなりがちですが、そこそこのズームのレンズでも「より大きく映るので(標準で写真の真ん中を拡大切り取りしたようなイメージ)」高価な望遠レンズを使わなくてもスナイパーのような狙い撮影をできるようになります。
野鳥の撮影や運動会など、遠くの被写体を撮影したいときはAPS-Cサイズセンサー搭載のカメラも便利ですね。